(2016年4月)

<与謝野>
 伊根の舟屋や経ヶ岬の灯台を訪れた後、加悦の町並を訪ねる。ここも国の需要伝統的建造物群保存地区に指定されており、丹後ちりめんで栄えた街だとのことである。ちりめん街道といわれる街道沿いに平入桟瓦葺、漆喰壁、出格子の商家が建ち並ぶ。内部まで公開している尾藤家は床や棚、書院を備えた座敷が店舗と奥座敷、離れの3カ所もある豪勢な屋敷。洋館にはステンドグラスが入り、丹後縮緬で賑わった〜加悦の町並家具の設計図も残る。盛り沢山のお屋敷を見られたことに大満足。昼食に井筒屋でいただいた丹後ばらずしも見た目美しく、味も美味なる素晴らしいものだった。

伝統の美を建物でも表現〜龍谷ミュージアム<京都>
 時間があったため、京都駅近く、西本願寺前にある龍谷ミュージアムに立ち寄る。仏教美術の数々を展示したミュージアム。日建設計の設計によって京都の長屋をイメージして建てられた建物は、セラミックルーバーによる簾が特徴的。その他にも建物のあちこちに伝統的な装飾を現代の材料や意匠で置き換えたものが点在し、建物を見ているだけでも楽しい。もちろん展示物も見事なものばかり。旅の最後にふさわしい見事な施設だった。


以上、京都1泊2日の旅、京都の美しいものをたくさん見ることができました。行程表と経費内訳を参考にどうぞ。
<日程>

(1日目)
 
 JR東海道新幹線・東海道本線   (レンタカー利用) 
 浜松―――――――――長岡京――
南丹・京丹波・綾部(見)――宮津(泊)
  
 654        1151  1200 1245                  1840
(2日目)
   (レンタカー利用)            JR東海道本線     JR東海道新幹線
 宮津――
京丹後・与謝野(見)――長岡京――――京都(見)―――――浜松
  
 800 900         1320 1535  1553   1605    1756    1905

<経費>
 ・交通費――――33,753円       ・お土産代――――2,854円
 ・宿泊費―――――7,020円       ・写真代―――――1,978円
 ・食費――――――6,003円       ・その他―――――――430円
 ・入館料他――――2,155円       
                       合  計――――54,193円